株式会社 新出光 様

IT企画部 IT企画課 課長補佐 園田芳久 様

IT企画部 IT企画課 福原由紀 様

1926年の創業以来、石油類の販売をはじめとしたエネルギー分野にビジネス展開をされている株式会社新出光。近年は、カーライフのトータルサポートや太陽光発電システムの販売、LEDの販売など、くらし全般にビジネスフィールドを展開されています。現在は、SYNCNEL for Enterprise（以下、SYNCNEL）を導入することで、役員会議のペーパレス化を実現し、さらに営業担当者の営業ツールとして活用を進めておられるとのこと。

今回は、SYNCNELをどのようなステップで社内に導入し、どのように活用されているのかなどについて、園田様、福原様のお二人にお話をおうかがいしました。

 

役員にiPadの良さを実感してもらいたかった

SYNCNELの導入のきっかけは？

園田様：我々の部署には、ITを活用して戦略的に会社の利益に貢献するミッションがあります。そのミッションの達成を考える中で、“iPadを使った業務効率化”というテーマが浮上したのがきっかけです。

その中で、役員会議のペーパレス化が浮上したのでしょうか。

園田様：実は、複数の部署から営業担当者が持ち歩くカタログを減らしたいという要望がありました。iPadを導入すれば、この要望を解決できると考えたんです。ただ、先に役員の皆さんにiPad導入やペーパレス化の効果を実感していただく方が、スムーズに導入が進むのではと考えました。そこで、まずは役員会議の資料をiPadでペーパレス化することから取り組み始めたのです。

なるほど。評価はいかがでしたか。

園田様：社長がIT化推進にとても理解があり、すぐ導入が決まりました。また、導入後の役員の皆さんからの評価も非常に高かったですね。ただ、当時はまだSYNCNELを使っていなかったんですよ。別のアプリとdropboxを活用して、一台ずつ手動で資料のインストールや差し替えをしていましたから、このままでは資料が膨大になるとものすごく手間が掛かると感じたんです。

福原様：そこで、簡単に資料管理ができるアプリを探しはじめて、見つけたのがSYNCNELでした。複数のアプリをピックアップして、営業担当者からのヒアリング、セミナー参加、試用版の利用などを通じて絞り込み、最終的にはSYNCNELを導入することに決めました。

抜群の操作性が選択の決め手

実際に使ってみていかがでしたか。

園田様：SYNCNELのページ遷移が、当時利用していたアプリと同じ横スライドで、役員の方々の混乱も少ないと考えました。ただ、それを差し引いても操作性はダントツに良かったですね。もちろん、価格的にも十分納得できる価格でした。

福原様：資料作成担当者の負担が軽減されたのも良いですね。役員会議ではよく資料を直前に差し替えたり、役員会議開始直前に修正する場合があります。紙資料の場合は、そういった資料の差し替えや修正がとても大変なのですが、SYNCNELなら一枚のエクセルやパワーポイントを修正し、ファイルをドラッグ＆ドロップをするだけ。本当に簡単で便利です。

SYNCNELには他にもたくさんの便利な機能があります。

福原様：ファイル内に階層が無制限に作れるのがとても便利です。ほかのアプリは、2～3階層までという制限があるんです。あとは先ほどもお話した横スライドですね。1ページごとにスライドがきちんと止まるんですよ。ちょっとした動きなのですが、直感的に操作する人が初めて触っても違和感を感じないよう徹底的に配慮されている気がしました。

園田様：紙資料の場合は資料配付が会議直前でしたが、SYNCNEL導入によって数日前に事前配布するようになり、役員の皆さんも事前に資料を参照することが可能になりました。また、経費節約の為紙資料の時はモノクロでしたが、iPad導入によって資料がフルカラーになったのも、役員の皆さんから大変好評です。

営業担当者からも高評価のSYNCNEL

営業の現場ではSYNCNELをどのように活用されているのでしょうか。

園田様：まだ一部の部署の営業担当者に試験的に導入している段階ですが、カタログを電子化しiPadに入れて営業活動を行っています。いずれは100人以上いる営業担当者全員に持たせ、そこからお客様との取引につながることが目標です。

福原様：営業担当者からは、資料データをダウンロードすると一度ローカルに持つので、ネットがつながらない環境でも使える点が評価されています。カタログ資料を見せる時も、紙よりも見てもらいやすいそうです。また、当社は事業領域が広いので、そういった部分を資料でフォローする上でも役に立っています。

当初の想定以上に便利さを感じた機能があれば教えていただきたいです。

福原様：URL登録でしょうか。SYNCNELを一端閉じてsafariを立ち上げなくても、SYNCNEL内のファイルに書いてあるURLをクリックするだけで、自動的に内蔵ブラウザが立ち上がってサイトを閲覧できる機能は便利ですね。SYNCNELの容量もサーバーの容量も取りませんし。小さな使い勝手に配慮されている点がSYNCNELの良いところです。あと、こちらから要望を出すと、とても迅速に対応していただけるのはうれしいですね。

SYNCNELでさらなる業務効率アップを目指す

将来的には全営業担当者がiPadを持つことになるのですか。

園田様：そうですね。営業担当者全員に持たせることで、メールチェックなどもiPadで行うようにしたいと考えています。外出時などでも迅速な対応を行えるようにして、業務の効率化を進めていきたい。SYNCNELはiPadを有効活用するツールとして、当社の中では重要なツールです。

ほかにSYNCNELをどんな業務に活用したいか、お考えがあればぜひ教えてください。

園田様：お客様の商品を買い取ったり見積もりを行う際に、その場で金額や費用を算出してご提示できるようなシステムをiPadとSYNCNELを使って構築したいですね。

福原様：今後もSYNCNELをフル活用して、さらに業務を効率化させ、お客様のお役に立ち続けたいと思います。